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イトウが誇る4つの最新技術

絶縁紙加工(フォーミング)

営業部 本部長:江橋 恒美

[ダイジェストビデオ]
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信念を持ち、柔軟で前向きに取り組んだ成果としての特殊な加工技術。

絶縁紙加工(フォーミング加工)とは?

イトウでは電気絶縁用フィルムや絶縁紙の打ち抜き加工をしています。打ち抜き加工にも様々な種類がありますが、1.プレス用の金型を使用するプレス作業、2.トムソン型を使用する油圧プレス作業、が主体となっているのです。その中で「電気絶縁紙を絞る」プレス作業に、イトウは成功しました。金属の絞り加工は一般的ですが、破れやすい「紙」の絞りは特殊技術と認識、そして自負しています。

特殊技術である紙の絞りは、どんなニーズから生まれたものですか?

平面ではなく、R(曲がり、丸み)のついた場所に絶縁紙を用い絶縁効果を生じさせる考え方の製品というニーズでした。Rのついた場所ですから、当然、紙がフィットしづらい。フィットさせるためには、やはり絞り加工を行なう必要がありました。検討を重ねた結果、型の中で色々なステージをつくり、徐々に曲げていき、絞り加工を完成させていったのです。他社の加工技術と比較した場合、当社は熱を加えずにこの加工を行ないますから、生産にかける時間を短くし、そしてコストも低く実現できるため、成功した時は、お客様から非常に喜んでいただけましたね。

開発に関して、製造現場ではどのような苦労がありましたか?

開発に携わった当初は、絶縁紙が破れるなどの問題が生じ、正直、大変でした。どういう工程でつくりこんでいくべきか、の点を考え抜き、型屋さんと綿密な打ち合わせを重ね、いざ仕上がっても、なかなか思う通りの形には曲がらない。だから破れの問題も起こる。成功にこぎつけるまでは、本当に何度も何度も型屋さんとコンタクトを取り合いましたね。期間的には、細かな調整も含めると1年かかりました。やり直し、繰り返しの1年間。もう何十回やり取りしたかわからない程です(笑)。

開発に取り組んでいた時の気持ちを教えてください。

他社では行なわない開発だとしても、この発想なら実現できるはずだという信念、その一言ですね。やりもしない前から無理だとあきらめるのではなく「まず、やってみようよ」と。実際に取り組んでダメだったら、何が足りなかったかを追求し、他の方法論を見出そうとの考えで、私たちは進んでいます。お客様からの要望を汲み取ってきた営業サイドから「こういう新しいことはできないだろうか?」と話が持ち上がった時、正直「?」と感じるような案件もないではないですが、イトウの社風ともいえる前向きな姿勢で根気よく取り組んでいると、ほとんどのことは実現レベルまで持っていけてしまうもの。材質、形状、コスト面に至るまで。様々なお客様の要求に対し、100%の満足をいただけるように挑戦していくのが「イトウらしさ」だと、私たちは考え、そして信じています。

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