1. Home >
  2. 素材開発舞台裏のドラマ >
  3. 類似製品をモチーフとした開発の舞台裏

素材開発舞台裏のドラマ

類似製品をモチーフとした開発の舞台裏

[ダイジェストビデオ]
上の映像にカーソルを重ねるとコントロールバーの出し入れができます。

ご満足いただける開発を実践し、お客様との信頼関係の構築を実現。

類似製品を上回るとのニーズに応えるべく、製品開発に着手。

お客様から「こういうものはできないだろうか?」と相談を受けたのは、あるメーカーでつくられた製品に対抗し、開発をしてほしいというもの。コストを落とし、品質をアップさせた形で世に出せないかという、お客様のニーズでした。類似する製品には改善すべき点がいくつかあり、私たちはその開発に取り組むことになったのです。実際の改善点としては、その部品は湿度を持ってしまうと品質に波打ちが出てしまう。そうならないように箱の中の湿度を吸収したい、そのための材料を開発してほしい、というのが具体的な依頼内容でした。

「材料は何を用いるか?」や「設備には何が必要か?」などの諸問題をクリアしながらの開発・調整には2年の期間を要しました。類似製品はパテントが取られていたため、同じ、あるいは近い仕組みではつくれないという状況。つまり、私たちは、根本的な構造から考える必要があったということです。ポリエステル素材で欠損部分を出さないようにしつつ、ある程度は水分が入ってこなければいけないため、箱の片方に空気穴を開けて対処することで、製品をつくり上げることができました。

製品開発で重要なのは、お客様との信頼を積み重ねること。

要望をくださったお客様と共に、多くの設備会社を巡り、材料メーカーの担当者様とのやりとりも数多く行なったものです。膨大なバックデータを取りながら、試行錯誤を重ねました。塩化カルシウムの含有量の調整をクリアするなどして何とか納得のいく状況を生み出すことができましたが、実はその際には、喜びよりも不安の方が大きかったのです。手加工では成功したものの、量産化のラインに入った時にうまくいくだろうかという不安がありました。

幸い、依頼した加工メーカーでも満足いく製品化を実現でき、お客様には大変、喜んでいただくことができました。というのも、開発の基となった類似製品よりも、品質の遥かに高いものが完成したからです。不具合が出ず、納期的なトラブルも解消、コスト面でも大幅なダウンを実現できたと手放しで喜んでいただけて、私たちも非常に嬉しい気持ちになりました。

私たちがいつも心がけているのは、お客様のニーズが出た時には、何事もタイムリーに進めるのが大事だということ。お客様と交わした一つひとつの約束を、期日の線引きをしっかりと行なったうえで遂行する。その繰り返しがあってこそ、より深い信頼関係を構築できるのだと確信しています。

[ダイジェストビデオ]
上の映像にカーソルを重ねるとコントロールバーの出し入れができます。

ページのトップへ