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素材開発舞台裏のドラマ

両面テープ・ハーフカット打ち抜き技術の舞台裏

[ダイジェストビデオ]
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これまでの様々な経験値を活用した、イトウならではと胸を張れる技術。

試行錯誤と創意工夫を重ね、実現できた会心の仕組み。

この技術に関しては、上がってきた要望からお話しましょう。この製品はガラスに貼り、すぐに剥がせる形で全面糊(のり)を抑えたい。なおかつ、フィルム面に印刷をかけたいとの要望に沿って開発したものです。要望の全てをクリアするためには、印刷が消えてはダメだし、素材の平板(平らな状態)が損なわれてもダメ。糊やフィルム素材が、それまでにない材料構成という特殊なものですから、ハーフの高さを工夫するのにとりわけ苦労しました。

また、どのようにストライプで抜くかの考慮を重ね、順送りを採用したのも苦心した点です。手作業で剥くものなので、その作業は誰が行なっても同じく剥けるように配慮しました。また、製品自体が長くなると、どうしても高さにムラが出てしまいますし、たわみも生じやすくなってしまう。機械の高さと刃の高さを補正して、いかに平にするかも試行錯誤を重ねました。

実現に至る喜びと、その先に見出すことができた次の課題。

製品の企画が上がってから実現までにかけた期間は約4ヶ月。うまくいったと確信できた段階では、さすがに「やった!」と強い達成感を覚えました。お客様からお預かりした材料をハーフカットにしますので、破壊試験をすると、その分の材料がロスが出る。そのため、破壊試験ができないのですが、この技術で製品化したものであれば、破壊試験を行わずとも、自信を持ってお客様にお返しすることができます。これまでの、イトウが行なってきた様々な経験が活きているのだと実感する成果そのものが、この技術と言っても過言ではありません。

今後の課題として考えているのは、両面にハーフカットを施す技術を実現させることです。それも、2工程3工程と手間をかけるのではなく、1工程のみで効率良くつくれるように考えるのが、この技術に置ける私たちの当面の課題。そのように考えています。

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